丸田香緒里プロフィール横浜市内の動物病院に6年勤務後、人と動物が幸せに暮らせるためにAnimal Life Partner設立。薬を使うだけでなく、日常ケアからできる健康づくりなどの情報発信、カウンセリングなどを行っている。

愛犬とのドライブ(前編)

わんちゃんと出かけるとき、車でドライブに行くのが一番気楽で、どこにでも行けて楽しいですよね。

その車内、わんちゃんたちはどうしているでしょうか??
飼い主さんの膝の上ですか?それとも後部座席に一応ベルトでつないでいますか?クレートの中ですか??
わんちゃんの性格にもよりますが、理想はしっかり固定されたクレート(プラスチック製のキャリーバックのようなもの)の中に入れてあげることが一番です。

最大の理由は安全面。
もし万が一のことがあった時、クレートに入っていれば被害を最小限にしてあげられます。人の赤ちゃんが、チャイルドシートに乗るのと一緒ですね。
また、クレートに入っていると車酔いも少ないといわれています。

先日、わんちゃんのストレスケアの専門家である海外の先生の講演を聞いてきました。
その先生によると、車に乗っているとき、わんちゃんたちは自分たちが高速で動いているとは認識ができないので(自分で走っているわけではないので。)
“すごいスピードでいろいろな物が自分に向って来ては去っていく”と感じてしまうそうです。
それはかなりのストレスですよね。
外が見えないような環境にしてあげた方が実はワンちゃんたちは快適だそうです。

次は、ドライブ時のわんちゃんのストレス発散方法、車内の温度管理についてお話します。

愛犬とのドライブ(後編)

わんちゃんと出かけるとき、車でドライブに行くのが一番気楽で、どこにでも行けて楽しいですよね。

前編では、わんちゃんの車内での過ごし方について、安全面からお話ししました。

後編では、ドライブ時のわんちゃんのストレス発散方法、車内の温度管理についてお話します。

まず、ドライブ時のわんちゃんのストレス発散方法。
一番はお散歩。
といっても、歩く方ではなく、さまざまなにおいを嗅ぐこと。
2,3時間毎のトイレ休憩、排尿させたら終わりにしていませんか??
少しだけお散歩させて、たくさんのにおいを嗅がせてあげましょう。

そして最後は、車内の温度管理。
車内の温度は運転席と後部座席とでは差があることも。
特に夏場はこの温度差が命取りになることもあります。
ドライブの際には、ワンちゃんのいる場所の温度もこまめにチェックしましょう。
理想温度は22℃~26℃くらいです。

ちょっとした心がけで、わんちゃんも飼い主さんもワンランク上の快適ドライブをしましょう。

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